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神社検索(奈良)

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神社ID/コード58300 画像収集中
神社名/通称鴨都波神社鴨ノ宮
(ふりがな)かもつわじんじゃかものみや
郵便番号639ー2271鎮座地奈良県御所市513
氏子地域
電話番号FAX携帯電話
主な祭典祭典日
特殊神事
お知らせ
旧社格式内社御朱印
祈祷出張祭神葬祭
結婚式宝物館その他
宮司名(本務/兼務)連絡先
主祭神《主》積羽八重事代主命、下照姫命、《配》建御名方命
フリガナ
御神徳
由緒金剛、葛城の山麓は古代の大豪族、鴨族の発祥地であります。その末流は全国にひろがり、鴨(加茂)の郡名だけでも、安芸、播磨、美濃、三河、佐渡の国々にみられ、郷名に至ってはさらに多く、また京都の加茂大社をはじめ、全国に分布している多数の鴨社も、すべて源をこの地に発するものであります。この葛城の地に鎮まる鴨社としては、本社のほかに、高鴨神社(上鴨)御歳神社(中鴨)との三社があります。本社付近一帯は鴨都波遺跡と呼称され、神社はその遺跡の上に鎮座しています。本社の境内地を中心に弥生時代の土器や石器、竪臼などの農具が多数出土し、高床式の住居跡も発掘されていますが、弥生時代の中期始め、鴨の一族が水稲農耕を営み神社付近に住みついた事を表しております。本社の主祭神は古記に、鴨都味波八重事代主神(かもつみわやえことしろぬしのかみ)と記されております。「代主」は田の神の古語、「鴨都味波」は鴨の水端(みは)、すなわち鴨の水辺の意、「八重事」はしばしばの折り目という形容で、つまり「鴨の水辺で折り目ごとに祀られる田の神」という御神名であります。金剛山に源を発する葛城川と葛城山に源を発する柳田川が合流するこの地が、潅漑に最も適した地として、田の神を鎮め祀ったのに始まります。天孫降臨に際して、父の大国主命(桜井市の大神神社御祭神)に代わって国譲りを決定した大神として、御祭神の事代主命の名がみえます。また、事代主命の御子のヒメタタラ五十鈴媛命は神武天皇の皇后、五十鈴依媛命は綏靖天皇の皇后に天日方命から加茂君が出ておられます。民族学を研究されておる鳥越憲三郎先生は、葛城王朝の存在と「天孫降臨は葛城王朝に鴨族が併合されたこの地の歴史的事実を伝承されたもの」そして葛城王朝の、神武、綏靖、安寧の三代の天皇の皇后となったのは、事代主神を奉斎してこの地を領地していた鴨王の娘であるといわれる由縁であります。そうした由縁から、その後も本社の御祭神は皇室の御守護神とされ、宮中八神の一つとして崇拝されて来ました。古くは神武天皇の大和平定のとき一族はヤタガラスと称されて功績をあげ、また神功皇后の朝鮮征伐からの御帰還にあたっては、謀反があって船を難波に入れないとき、事代主神の御守護により無事に大和へお迎え申し上げることが出来ました。そのときの御神託に、「事代主尊、おしえてのたまわく、吾が御心の長田国に祠れと」(日本書紀)とみえますが、これが神戸市の名社、長田神社に本社の御祭神が祀られたのはそのためであります。さらに壬申の乱に大海人皇子(天武天皇)を御神託によって戦勝にお導きしたのも事代主神であります。多くの輝かしい御武勲をおたてになったことから、田の神におわしますことが忘れられて来ましたが、稲作を御加護される神様であります。延喜の制では名神大社に列し、月次、相嘗、新嘗には宮中よりの官幣に預かって来た由緒ある名社であります。宮司謹白
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